【外壁下地補修が大切な理由】美観だけではなく家の寿命を左右する重要工程
2025年08月01日
お家の外装リフォームを検討している方にぜひ知っておいてほしい「外壁下地補修の重要性」についてお話します
外壁の下地ってなに?

外壁といえば、まず思い浮かぶのは塗装の色や模様など「仕上げ」の部分ではないでしょうか?
しかし、実はその美しい仕上げの下には「下地」と呼ばれる層があります
下地とは、モルタル・サイディング・ALCなどの建材そのもので、建物を風雨や温度変化から守る大切な構造部分です
この下地が劣化していると、どれだけきれいに塗装しても長持ちしません
なぜ下地補修が必要?
1.雨漏りや内部腐食の予防

ひび割れや剥がれがある下地を放置すると、そこから雨水が浸入してしまいます
すると内部の木材や断熱材が腐食・カビの原因になり、最悪の場合、構造自体の劣化にもつながります
2.塗装の耐久性を高める

下地に傷みがあると、塗料の密着が悪くなり、早期剥離の原因になります
しっかりと下地を補修してから塗装することで、塗料の持ちが大幅に向上します
3.建物の資産価値を守る

目に見えない部分だからこそ、丁寧なメンテナンスが建物の価値を維持するカギです
将来の売却や資産管理の観点からも下地補修は重要です
下地補修って具体的に何をするの?
代表的な補修内容には以下のようなものがあります
・クラック(ひび割れ)補修
・欠けたモルタルの再施工
・サイディングの浮きや反りの固定
・コーキングの打ち直し
・腐食部分の交換
これらを外壁塗装の前にしっかり行うことで初めて、「長持ちする外壁」に仕上がります
まとめ
外装リフォームを行う際には、「見た目」だけでなく「中身(下地)」の状態もチェックすることがとても重要です
業者選びの際には、必ず下地補修の内容を提案してくれるかどうかも確認してください
家を長持ちさせ、美観を保ち、安心して住み続けるために外壁下地補修は塗装以上に大切な工程です