塗装できない屋根に注意!ノンアスベストの特徴と対策
2025年07月04日
🛑 「塗装できない屋根」が存在するって知っていましたか?
外壁や屋根の塗装メンテナンスを検討される際、「とりあえず塗れば大丈夫」と思っていませんか?
実は、世の中には“塗装してはいけない屋根材”が存在します。
特に注意すべきなのがノンアスベスト屋根です。
この記事では、なぜ塗装できないのか、放置するとどうなるのか、そして新潟市の屋根に多い事例と対策方法について解説します。
🏠 ノンアスベスト屋根とは?
2004年以前まで、屋根材にはアスベスト(石綿)が含まれていました。
これは屋根材を強固にし、ひび割れを防ぐ役割を担っていました。
しかし、アスベストが健康被害を引き起こすことが判明し、2004年以降、アスベストは全面使用禁止となりました。
その結果、メーカー各社はアスベストを含まないノンアスベストの屋根材を販売し始めましたが、初期のノンアスベスト屋根は、耐久性に問題がある製品も多かったのです。
代表的なノンアスベスト屋根材(2001〜2008年頃)
・ニチハ「パミール」
・クボタ「コロニアルNEO」
・松下電工「レサス」など
これらは、年数が経つとミルフィーユ状に層が剥がれる「層間剥離」を起こすことで有名です。

▲ 剥がれたノンアスベスト屋根材(塗装しても意味がありません)
⚠ なぜ「塗装しても意味がない」のか?
屋根塗装の目的は、表面の塗膜を更新して防水性と耐久性を維持すること。
しかし、ノンアスベスト屋根の多くは素材自体が劣化・剥がれてしまうため、塗ってもすぐに剥がれてしまいます。
つまり、
✔ 表面だけ塗っても、下地ごと剥がれるため、数年で再劣化 → 結局張り替えが必要
しかも、塗装後に剥がれると保証対象外になることもあり、費用も二重にかかってしまいます。
📍 新潟の屋根事情|ノンアスベストのリスクが高い理由
新潟は降雪量が多く、冬場は屋根が常に湿気と寒暖差にさらされる地域です。
そのため、素材が弱いノンアスベスト屋根では以下のような現象が起こります
・冬場の凍害で層が剥がれる
・春先に雨水の染み込みで屋根がボロボロに
・塗装がすぐに剥がれ、見た目も劣化
新潟でノンアスベスト屋根に塗装をすると、高確率で失敗すると言っても過言ではありません。
🔧 塗装できない屋根への正しい対策は?
塗装できない屋根には「重ね葺き(カバー工法)」または「葺き替え」が推奨されます。
カバー工法とは: 既存の屋根を撤去せず、上からガルバリウム鋼板などの金属屋根をかぶせる工法。
【メリット】
・撤去費用がかからない
・工期が短く、断熱性・防音性もアップ
・10年〜20年の耐久性
【注意点】
・既存屋根の状態をしっかり診断してから施工する必要あり
🔍 自分の屋根がノンアスベストか確認する方法
「うちは大丈夫かな…?」と不安な方へ。
以下のポイントをチェックしてみてください。
✔ 築年数が2001年〜2008年の間に建てられている
✔ 屋根に層のような剥がれやひびが見える
✔ 以前のメンテナンス記録がない
これらに該当する場合、一度専門業者による診断を受けることをおすすめします。
📞 新潟市で屋根のご相談は株式会社満天へ
私たち株式会社満天は、新潟市中央区と西区に店舗を構える外壁・屋根塗装専門店です。
当社の特徴
✔ 無料点検でノンアスベストのリスクを丁寧に診断
✔ 必要に応じてカバー工法や葺き替えのご提案も
✔ LINEで見積依頼OK
「うちの屋根、塗装しても大丈夫?」と不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。
📞 TEL:0120-100-557
📱 LINE見積もり対応中
📍 株式会社満天(新潟市中央区・西区)