【新潟市中央区】マンション大規模修繕・第2弾|建物の寿命を左右する「下地補修」工事の裏側を公開!
2026年08月01日

こんにちは!
新潟市中央区・西区に店舗を構える外壁屋根塗装専門店「満天」です。
現在、新潟市中央区のマンション大規模修繕工事の様子をシリーズでご紹介しています。
前回は、安全で高品質な施工に欠かせない「足場組立工事」についてご紹介しました。
そして今回からはいよいよ、建物の寿命を大きく左右する「下地補修工事」へと進みます。
「マンションの大規模修繕といえば、外壁をきれいに塗り替える工事」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
もちろん塗装も大切ですが、実は本当に重要なのは、塗装を行う前の『下地補修』です。
外壁にできたひび割れや塗膜の浮き、コンクリートの劣化を見逃したまま塗装をしてしまうと、どれだけ高性能な塗料を使用しても本来の耐久性を発揮することはできません。
完成後には見えなくなる工程だからこそ、私たちは一切妥協しません。
今回は、新潟市中央区で施工中のマンション現場から、実際の施工写真とともに、満天がどのような基準で下地補修を行っているのかをご紹介します。
今回の記事で分かること
✔ 下地補修がマンションの寿命を左右する理由
✔ 塗膜の浮きや爆裂が危険な理由
✔ 満天が400箇所以上の補修をどのように管理しているのか
✔ 下地補修を丁寧に行うことで、建物の耐久性がどのように変わるのか
下地補修は「見えなくなるからこそ」最も重要な工程です

マンションの大規模修繕(外壁塗装)では、「どんな塗料を使うか」に注目されることが多くあります。
しかし、私たちが現場で最も大切にしているのは、その前に行う下地補修です。
例えば、どれだけ丈夫な塗料を塗っても、下地が傷んだままでは数年後に塗膜が剥がれてしまうことがあります。
これは家づくりで言えば、土台が傷んだまま新しい家を建てるようなもの。
見た目はきれいでも、長く安心して住み続けることはできません。
だからこそ満天では、「塗る前」の工程に最も時間をかけています。
小さな「膨れ」の裏側には、塗膜の浮きが隠れていました
外壁に小さな膨れや細いひび割れを見つけても、「これくらいなら問題ないだろう」と思われることがあります。
しかし実際には、その膨れの内部で塗膜が下地から浮いているケースが少なくありません。
ひび割れなどから雨水や湿気が浸入すると、下地と塗膜の間に水分が入り込み、密着力が低下します。その結果、塗膜が浮き始め、表面に膨れとして現れることがあります。
例えば、
- 雨水の浸入や内部の湿気
- 寒暖差による膨張・収縮の繰り返し
- 地震や建物の揺れ
- 過去の施工時の下地処理不足
- 下地の状態に適していない塗料や材料の選定
など、さまざまな要因が重なって発生します。
今回の現場でも、まさにそのような症状が確認されました。

一見すると、小さな膨れがあるだけに見えます。
ですが、このまま上から塗装をしても、根本的な解決にはなりません。
実際に膨れた部分を確認してみると……

表面の塗膜は簡単に破れ、その下では塗膜が下地から浮いていました。
さらに塗膜をめくると……

下地との密着が失われ、広い範囲で塗膜が剥離していることが確認できました。
この状態で新しい塗料を塗っても、土台となる塗膜が浮いているため、せっかく施工した塗膜も早い段階で剥がれてしまう恐れがあります。
そのため満天では、浮いている塗膜をすべて撤去し、健全な下地をつくってから補修・塗装を行います。
完成後には見えなくなる工程ですが、こうした見えない部分にどれだけ丁寧に向き合うかが、建物の耐久性を大きく左右します。
爆裂は「見た目の問題」ではなく、安全にも関わる劣化です
今回の現場では、外階段の裏側でも劣化が確認されました。

普段はあまり目にすることのない場所ですが、こうした部分ほど雨水の影響を受けやすく、劣化が進んでいることがあります。
調査を進めると…

これは「爆裂(ばくれつ)」と呼ばれる症状です。
コンクリート内部の鉄筋が錆びると体積が膨張し、その力でコンクリートを内側から押し割ってしまいます。
放置するとコンクリート片が落下し、住民の方や通行人に危険が及ぶ可能性もあります。
そのため満天では、傷んだコンクリートを丁寧に撤去し、鉄筋の防錆処理を行ったうえで断面を復旧します。
塗装だけでは決して解決できない、大規模修繕ならではの重要な工程です。
400箇所以上の補修も「見える化」して品質を管理します
今回のマンションでは、外壁・共用廊下・階段などを調査した結果、400箇所以上の補修が必要と判断しました。

「400箇所」と聞くと驚かれるかもしれませんが、大切なのは数ではありません。
一つひとつの補修を、確実に施工し、確実に管理することです。
満天では、補修が必要な箇所を打診調査で確認し、すべてに番号を付け、寸法や補修方法を記録しています。
「どこを補修したのか」
「どのような方法で施工したのか」
「補修漏れはないか」
こうした情報を整理しながら工事を進めることで、施工品質を維持し、管理組合様やオーナー様にも安心していただける工事を目指しています。
下地補修は5つの工程を一つひとつ丁寧に行います
下地補修は、補修材を塗って終わる作業ではありません。
劣化の原因や症状に合わせて適切な工程を踏むことで、初めて補修本来の効果を発揮します。
満天では、一つひとつの工程を省略することなく、建物の状態に合わせて丁寧に施工を進めています。
① 打診調査・マーキング

まずは専用の打診棒を使い、外壁や天井を一箇所ずつ調査します。
音の違いから塗膜の浮きやコンクリートの劣化を見極め、補修が必要な場所をマーキングしていきます。
この調査を丁寧に行うことで、目では見つけにくい劣化も見逃しません。
② Uカット(Vカット)作業

ひび割れ部分は、そのまま補修材を塗るだけでは十分な耐久性が得られません。
サンダーを使用してひび割れに沿って溝を設けることで、補修材が奥までしっかり入り込み、再発しにくい状態をつくります。
見た目には分からない工程ですが、耐久性を左右する大切な作業です。
③ アンカーピン設置・エポキシ樹脂注入

Uカット後は、アンカーピンを設置し、エポキシ樹脂を注入して浮いたモルタルを躯体へしっかり固定します。
見えなくなる部分だからこそ、建物の耐久性を左右する重要な工程です。
④ フィラー施工

補修材をより強固に密着させるため、専用のフィラーを塗布します。
補修モルタルが施工しやすいよう下地を整え、仕上がりの品質を高めるための大切な工程です。
この工程を省略すると、補修材が十分に密着せず、将来的な剥離の原因になることがあります。
完成すると見えなくなる部分だからこそ、私たちは一つひとつの工程を大切にしています。
⑤ 補修モルタルで断面を復旧

最後に、補修した部分をモルタルで成形し、既存の壁面との段差が出ないよう丁寧に仕上げます。
この工程は、塗装後の仕上がりにも大きく影響するため、職人の経験と技術が求められる作業です。
一見すると小さな補修でも、こうした積み重ねが建物全体の美観と耐久性につながります。
なお、劣化状況が著しい箇所では、補強ネットを組み合わせた工法を採用し、建物の状態に合わせた補修を行っています。
見えなくなる工程だからこそ、一切妥協しません

下地補修は、塗装が終わるとほとんど見えなくなります。
だからこそ、「少しくらいなら分からない」と手を抜こうと思えばできてしまう工程でもあります。
しかし、私たちはそう考えていません。
完成したその日だけきれいに見える工事ではなく、10年後、15年後も安心して暮らしていただける建物をつくることが、私たちの仕事だと考えています。
だからこそ、完成後には見えなくなる下地補修にも、一切妥協することなく施工しています。
現場担当より
今回のマンションでは、400箇所を超える補修を一つひとつ確認しながら施工を進めています。
数量が多い現場ほど、重要なのは「早く終わらせること」ではなく、「一つも見落とさないこと」です。
これから塗装工事へと進んでいきますが、その仕上がりを支えているのは、こうした下地補修の積み重ねです。
完成後には見えなくなる工程だからこそ、私たちは最後まで責任を持って施工してまいります。
新潟市でマンション大規模修繕をご検討中の管理組合様・オーナー様へ

マンション大規模修繕は、見た目をきれいにするためだけの工事ではありません。
建物の資産価値を維持し、これから先も安心して暮らせる環境を守るための大切な工事です。
満天では、工事の「見える部分」だけでなく、完成後には隠れてしまう工程まで丁寧に施工し、写真や記録を通して分かりやすくご報告しています。
「修繕の時期なのか診断してほしい」
「他社の見積もりと比較したい」
「まずは建物の状態を見てほしい」
そのようなご相談も歓迎しております。
現地調査・劣化診断・お見積もりは無料です。
新潟市でマンション大規模修繕をご検討中の管理組合様・オーナー様は、どうぞお気軽に満天までご相談ください。
次回予告
今回は、大規模修繕工事の品質を支える「下地補修工事」をご紹介しました。
次回は、建物への雨水の侵入を防ぐ重要な工程である「シーリング(コーキング)工事」の様子をお届けする予定です。
劣化したシーリング材をどのように撤去し、新しいシーリング材へ打ち替えていくのか、実際の施工写真とともに詳しくご紹介します。
公開しましたら、ぜひあわせてご覧ください。










